1: ジャン・ポール◆Vkp7zYl5.c 2015/10/19(月)02:22:02 ID:20H
前略:キム・オクヒョン元同徳女子大学デジタル工芸科教授(67)と娘ヤン・ジナさん(37)が運営
する「韓国セクトン博物館」がある。セクトン様々な色をつないだ布。子供用韓服などに使われ、
300点以上が展示されている。

 「『セクトン』の『セク』は色という漢字語ですが、『トン』は純粋な韓国語で『つなげる』とい
う意味の言葉です。朝鮮時代(14-19世紀)に作られたと思っている人が多いですが、三国時代(4-
7世紀)からあると言われています。高句麗の壁画を見ても、貴族の女性たちが着た韓服にセクトン
が使われたものがあります」。つまり、1500年以上の歴史があるということだ。

 セクトンには「五方色」が使われている。東西南北を指す青・白・赤・黒の4色と、中央を表す黄色
を合わせた計5色だ。キム・オクヒョンさんは「私たちの祖先は、それぞれの方角に色があり、陰陽五
行と関係があると信じていました。だから、1歳の誕生日や婚礼の時に無病息災や長寿、幸せを祈って
5色の布を使い、セクトンの服を仕立てたのでしょう」と言った。

 「10年ほど前、日本人デザイナーが設立したファッション・ブランド『KENZO(ケンゾー)』がセク
トンを取り入れていました。このままではセクトンを日本に奪われてしまうと思い、決心しました。
『セクトンを現代の韓国人の実生活に取り入れなくては』と」。キム・オクヒョンさんはその後、財
布・服・ソファーカバーなどの生活用品にセクトンを使ったアイテムをデザインし始めた。

 これに共感して一緒に取り組んだのが次女のヤン・ジナさんだった。だが、ヤン・ジナさんも最初
からセクトンに興味があったわけではなかった。

中略:建国大学大学院で韓服デザインの博士号を取得し、カルフォルニアのファッション・デザイン
学校FIDMに入学。セクトンを使った服の評判が良かった事がきっかけに。現在はベビー服の製作販売、
手作りの服やアクセサリーの展示会を行っている。

 母娘が博物館をオープンしたのは、セクトンの価値を後世に伝えたいからだ。2人は一日30人ずつ
小学生を迎えてセクトンとは何か伝え、巾着のデザインなどの創作教育もしている。娘のヤン・ジナ
さんは新丘大学で兼任教授として学生を指導している。母娘は11月11日を初の「セクトンの日」と名
づけ、セクトンについてPRするキャンペーンも展開する予定だ。11月11日にしたのは、色とりどりの
布が1の字に並んだセクトンが「1111」を連想させるからだ。2人は「セクトンは哲学が込められてい
る韓国独自の繊維芸術です。韓国人全員が誇りに思って、もっとたくさん使ってくれればと思います」
と語った。

シム・ヒョンジョン記者

no title


朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/17/2015101700367.html

【酷い被害妄想だなww【韓国】色とりどりの布「セクトン」、このままでは日本に奪われてしまう:「1500年の伝統持つセクトンを愛しましょう」[10/18]】の続きを読む