1: ねこ名無し ★@無断転載は禁止 2016/11/11(金) 07:50:56.66 ID:CAP_USER
高炉メーカーなど日本ミル関係者はここ数カ月、輸入鋼材の動向を注視してきたが、韓国からの熱延鋼板輸入に対して、懸念と警戒感が一段と強まっている。8月の数量増加で警戒水準を上げていたところに9月の数量輸入は全体として減少に転じたが、韓国材は逆に9月も増加基調を維持した。数量懸念に加え、特に安値が目立つ揚げ港(揚げ地)を問題視している。こうした中、日本鉄鋼連盟は韓国メーカーによるダンピング(不当廉売)の疑いもあるとみており、アンチダンピング(AD)提訴の可能性も想定して来週、公正貿易委員会のメンバーが日本政府関係部門と接触するもようだ。

仮に日本が鋼材でダンピング提訴することになれば、初めてのケースとなる。過去に日本鉄鋼業界関連では合金鉄でAD提訴したケースがあったが、鋼材では事例がない。直近、開催された鉄連・公正貿易検討WGでは「韓国からの輸入材動向が話題の中心だった」と言われ、いくつかのシナリオを想定しながら政府によるダンピング・受理に向けた対応についても討議されたものとみられる。

大半は光陽(ポスコ)から

韓国通関統計によれば、韓国からの熱延鋼板輸出の大半は光陽(POSCO)から出荷されている。一方、鉄連が問題視している日本の揚げ港は、詫間(四国)や千葉などが挙げられ、入着価格はトン4万円程度で底ばい。これら税関では、韓国材平均を下回る安値材の入着が3カ月継続しており、対応に取り組む日本ミル関係者は危機感をあらわにしている。

韓国通関統計を見ると、韓国からの向け先国別で、日本向けは最安値水準。インドやベトナム向けと並んで最安値にある。

薄板マーケットにおいて「値上げの環境が着実に整いつつある」との声が出ている中、輸入材の動向が改めて懸念材料として意識されている状況だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161111-00010002-tekkou-ind

引用元: ・【経済】韓国製熱延鋼板、対日ダンピングの疑い 日本鉄鋼連盟、政府と来週協議へ[11/11] [無断転載禁止]©2ch.net

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