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1: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  ) 2015/05/03(日) 09:29:39.90 ID:???.net
 先日ソウル市瑞草区の方背警察署近くの図書館で、ある高齢男性と若者が口論からもみ合いになり、通報を受けた警察官が出動する騒ぎが起こった。
ほぼ毎日この図書館に通っていたこの高齢男性と若者が、閲覧室で席の取り合いをしたのが騒ぎの発端になったようだ。
男性は毎日同じある席を利用していたが、つい油断して筆記具だけを残して外出したところ、この若者がその席に座っていたという。
ちなみに図書館ではこのハプニングを「方背警察署図書館襲撃事件」と呼んでいる。

 最近公営の図書館では高齢の利用者がよく目に付くようになった。
国立中央図書館から資料を取り寄せたところ、これと関連する二つの傾向が目に付いた。
一つは10年前に比べて利用者全体に占める60歳代以上の割合が2倍に増えたという点。
もう一つは高齢の利用者は主に男性ばかりで、女性は非常に少ないという点だ。60代以上の利用者の男女比はほぼ96対4だった。

 2006年の国立中央図書館訪問者に関する統計資料によると、60代以上の割合は12.44%だったが、14年は21.72%とほぼ2倍に増えていた。
もちろんこれだけなら「人生100年時代」に伴う自然な傾向かもしれない。
しかし男女の割合を見ると、06年は60代以上のうち男性が占める割合は98.71%、女性は1.29%で、14年は男性95.71%、女性4.29%だった。高齢女性の割合も増加はしているものの、まだまだ少ない。
この極端な男女比が生じる理由は何だろう。高齢になると図書館を利用するのは男性ばかりになるのか、あるいは女性は何か他に楽しみがあるのだろうか。

 これにはさまざまな見解がある。
男性で年齢は70代、今も現役の小説家でもある鄭昭盛(チョン・ソソン)壇国大学名誉教授は「図書館以外の観光バスツアーや飲食店に集まるグループなどには男性よりも女性が多く、
これは高齢者になっても同じような傾向が見られる」とした上で「生活における役割の違いと関係があるのではないか」と指摘する。
鄭氏のこの見方には、図書館をよく利用することへの何か自負心のようなものも感じられる気がする。
ちなみにこの見方を裏付けるものかどうかは分からないが、中高年の男性は東洋の古典など、主に人文系の学問分野への関心が高いようで、これは図書館で開催される公開講座受講生の性別や年齢構成などにも表れているという。

 これに対して「高齢女性は社交性に富み、高齢男性は社会性に欠けている」と指摘する見方もある。
ある女性小説家は「高齢男性は仕事を辞めてから余った時間を持て余す傾向があるようだ。
これに対して高齢女性たちは親しい友人も多く、また旅行などで行きたい所も多い」と語る。
さらに「女性は孫の面倒を見るなど日常生活でも非常に忙しく、これも図書館の利用者に高齢女性が少ない理由の一つだ」とも指摘する。

 西大門区立李珍阿記念図書館のイ・ジョンス館長によると、図書館を利用する高齢者の様子を観察すると、男性と女性ではやはり非常に大きな違いがあるという。
コミュニティー文化になじみのない高齢男性の場合は一人で静かに読書にふけるか、あるいは黙々とパソコンなどを利用するケースが多いのに対し、高齢女性たちは童話や自叙伝の執筆など、何人かで一緒に楽しむ講座を利用するケースが多いようだ。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/05/02/2015050200530.html

引用元: ・【韓国】図書館利用者、男女の違いが鮮明[05/03]

【アメリカのマクドナルドと同じか【韓国】図書館利用者、男女の違いが鮮明[05/03]】の続きを読む