1: Hi everyone! ★@\(^o^)/ 2015/01/23(金) 21:46:16.18 ID:???.net
 記者は以前、イスラム過激派戦闘員たちへの取材を行ったことがある。パキスタンから雪の積もったヒンズークシ山脈を越えてアフガニスタン
の奥地に入ると彼らはいた。自分たちをムジャヒディン(戦士)と呼ぶ彼らは山岳のあちこちにある洞窟の中で生活していた。彼らは記者の
目の前でスティンガーミサイルを取り出し、バルカン砲を発射してみせた。幹部らは顎ひげを伸ばし一見すると年配のように見えたが、それ以外
の多くは20歳にもなっていないようだった。若い兵士たちは黒いパンで1日2回食事をしていたが、その生活はどう考えても悲惨で貧しかった。
彼らに将来の夢を尋ねると、その答えは「聖戦に参加して死ねば、77人の仙女が出迎えてくれる」というものだった。彼らが語ったその声は今も
脳裏に焼き付いている。

 韓国であれば中学生ほどの年齢だろうか。そんな若者が小さい声で口にした「仙女」という言葉が、妙に気になった。それから後に別の取材で
イスラエルに行った際、パレスチナ人女性を取材する機会があった。彼女の話によると、少し前に長男が自爆テロを行って自ら命を絶ったという。
この女性は「まだ私の7人の子どもが順番を待っている」と語った。息子を失った悲しみよりも、息子が死ぬことで死後にそれなりの見返りを受ける
ことがある種の自慢だったようだ。

 18歳の韓国人青年が先日、イスラム過激派による「イスラム国」に向かったことがさまざまな状況から確実視されている。この青年がイスラム国
に加わろうとしたことも問題だが、それ以上に深刻なのは、彼と同じく若者たちの間でイスラム国に賛同する動きが広まる恐れがあることだ。
ニュースなどでこの青年のことが報じられると、青年のツイッターのフォロワーは1日で一気に5倍にまで膨らんだという。おそらくイスラム国からも
何らかの働き掛けがあるのだろう。イスラム国は韓国の若者の弱みを突き、巧妙に誘惑してくるようだ。欧州でも孤独な若者がイスラム国の誘惑
に乗りやすいが、一度興味を持ってのめり込むと、そこから逃れるのは非常に難しいといわれる。

 イスラム国は「住宅の家賃はもちろん、家そのものもタダ」「電気代や水道代もいらない」「毎月の食糧も無料」「他国の人間とも簡単に結婚
できる」などの甘い言葉で若者たちを誘う。イスラム国は昨年9月から、結婚した兵士に毎月1200ドル(約14万円)を支払うと宣伝している。
しかし人権団体などの調査によると実情は異なる。兵士に支払われる給与は月400ドル(約4万7000円)で、そこに配偶者には100ドル
(約1万2000円)と、子ども1人当たり50ドル(約6000円)が上乗せされ、外国人兵士にはさらに400ドルが追加で支払われる。それでもこれらを
合計すると、シリアの若者の月収に比べると8倍にはなるという。

 先日もイスラム国の兵士から誘惑されたことがあるというフランス人女性記者が、自らの体験をつづった本を出版した。それによると、おしゃれ
をしたイケメンの若い兵士が甘い言葉でこの女性記者に「結婚しよう」とささやいたそうだ。要するにこの兵士は俗にいう「ポン引き」のようなもの
だった。イスラム国は若い女性が来ると、2週間以内に兵士と結婚させ、食事の準備や掃除、子どもの世話などをさせるという。イスラム国の
収入源は占領地にある油田だが、人質の身代金や民間人から徴収する通行税も大きな収入源となっており、これらの資金を使って多くの若者
を誘惑している。いずれにしても記者の心配は、韓国ではこのような過激な思想に惑わされない健全な社会が形成されているのかということだ。
正直なところ記者には自信が持てない。

ソース(Yahoo・朝鮮日報) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150123-00001437-chosun-kr

引用元: ・【韓国】「イスラム国」への誘惑…韓国では過激な思想に惑わされない健全な社会は形成されているのか。正直、自信は持てない[01/23]

【人間の社会と比較しようとするな 【韓国】「イスラム国」への誘惑…韓国では過激な思想に惑わされない健全な社会は形成されているのか。正直、自信は持てない[01/23]】の続きを読む