レストラン使用ゴマ油20個の中3個はにせ物


一般のレストランで使用中であるゴマ油20個のうち3個は偽物だと調査された。

韓国消費者院はソウル西部地検不正食品合同捜査団と共に一般レストランで使用中であるゴマ油を調査した結果、20個のうち3個は純粋なゴマ油ではなかったと17日明らかにした。

純粋なゴマ油はリノレン酸含有量が0.5%以下でなければならないが3個の製品は0.6%で最大3.3%に達した。

また、ゴマ油20個のうち4個は食品の類型、賞味期限、原産地などを表記するようにした食品衛生法を違反した。

ゴマ油の主成分であるゴマの原産地表示でも調査対象の半分を越える11個の製品が正確に記載しなかった。

7個の製品は『輸入産』とだけ表示したし4つの製品は最初から表示をしなかった。

消費者院は現行農産物加工品の原産地表示制度は原産地表示をしなければならない原料の配合比率が高い2個に限定されていて、これさえも原産地変更が多ければ輸入品と単純に表示でき、消費者の知る権利を侵害していると指摘した。

さらには消費者院がソウル市内一般レストラン50ヶ所で使う食用油の種類を調査した結果、ゴマ油を使う業者は29個(58.0%)であり残りの業者は香味油やゴマ油に一般食用油を混ぜて使っていた。

消費者院関係者は「ゴマ油の健全な流通秩序と消費者の知る権利充足のために直取引形態の業者用ゴマ油に対するモニタリングを強化すること」としながら「また、原料の原産地表示数を拡大して原産地がしばしば変更される場合にも表示を義務化するように関係部署に要請する計画」と話した。

この関係者は引き続き「業者で使うゴマ油の真偽も確認が必要で20個のレストランを対象に追加で調査を進行中」と付け加えた。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140717120018137780.htm