1: ダース・シコリアン卿 ★@無断転載は禁止 2016/11/13(日) 18:28:38.16 ID:CAP_USER
韓国2位、世界14位のタイヤメーカー、クムホタイヤの売却に向けた予備入札が9日、締め切られた。金融業界によると、海外のタイヤメーカーだけでなく戦略的投資家もこぞって買収意向書を提出したとされ、買収合戦の行方に関心が集まっている。財界では、クムホタイヤの買収に強い意欲を持っている朴三求(パク・サムグ)クムホアシアナグループ会長が優先買収請求権をどう活用するかに注目している。

売却対象のクムホタイヤ株は、2009年にワークアウト(債権団主導の経営再建)に入った後、債権団が保有することになった6636万8844株(42%)だ。ウリィ銀行や政府系・韓国産業銀行などの債権団は、売却主管会社のクレディ・スイスを通じて予備入札を締め切り、この先2カ月ほどの実査を経て来年1月に本入札を実施する。

■中・印メーカーが参加か、技術流出を懸念する声も

クムホタイヤの売却価格は1兆ウォン(約915億円)に迫るとみられている。9日終値(1万550ウォン=約970円)を基準にすると時価だけで7000億ウォン(約640億円)に達し、支配権プレミアムを上乗せすれば1兆ウォンほどになるとの分析だ。

買収合戦には、中国国有の中国化工集団(ケムチャイナ)やインドのアポロ・タイヤなど海外のタイヤメーカーも加わっているとされる。中国化工は昨年、世界5位のタイヤメーカー・ピレリ(イタリア)を買収した。

クムホタイヤは中国国内に生産・流通ルートなどを持っており、中国メーカーが関心を寄せてきた。中国が発端の供給過剰問題により、タイヤメーカーの増設が制限されているため、一層魅力的な売却案件となっている。

だが、韓国のタイヤ業界はクムホタイヤが中国企業の手に渡ることを懸念している。あるタイヤ業界の関係者は「国内メーカーの技術力はグローバル企業と渡り合えるほど大きく発展した」と述べ、中国メーカーへの技術流出に警戒感を示した。

予備入札に多数が名乗りを上げたのは、債権団が「実査費用の補てん」というカードを切ったためだ。金融業界によると、海外の戦略的投資家らは当初は買収にさほど関心を持っていなかったとされる。

だが、最近のように大型の買収案件のない時期に30億-50億ウォン(約2億7000万-4億6000万円)に達する実査費用を提供するという大きなインセンティブを提示され、タイヤ産業に対する勉強にもなるため、多くの企業が「ダメ元」で入札に加わったという。


李性勲(イ・ソンフン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/11/11/2016111101574.html
no title

引用元: ・【韓国】幕を開けたクムホタイヤ買収合戦、海外メーカーなど名乗り 技術流出に警戒感[11/13] [無断転載禁止]©2ch.net

【【いかにグリップさせないかの技術】技術流出に警戒感。経営再建のクムホタイヤ、売却に向けた予備入札締め切り】の続きを読む