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香港・東方日報の４日付の報道によると、ソウルにある韓国の名門私立大学、梨花女子大学が１日、「観光客立ち入り禁止」の立て札を設置した。
近年、同大を訪れる観光客が多く、勝手に学生の写真を撮影するなどの行為が多発し、学生たちが迷惑しているためだという。中国・環球網が同日伝えた。


報道によると、立て札は中国語、英語、韓国語と３つの言語で「学生たちの学ぶ権利を守るため、無許可での学内立ち入りと撮影を禁止する。
ここは観光地ではない」といった内容が記されている。

ある学生によると、観光客が学内の図書館に入ってきて、勉強している学生たちを撮影しまくるといったことなどがあり、学生たちは不満に思っている。

専門家によると、同大学は「梨花」の発音が「利発」に似ていることから、これにあやかりたいとして観光客が多く訪れているようだ。

同大学の対策にインターネット上では、「ほかの大学が開放しているのに」といった反対する声が上がっている。ただ、一方では「過去に観光客が建物のガラスを
叩くなど乱暴な行為をしているのを見た」として、理解を示す声もあった。

（編集翻訳　恩田有紀）

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