1: まぜるな!キケン!! 2020/11/19(木) 17:12:51.44 ID:CAP_USER
 実業家のリチャード・ブランソン氏が率いる英バージン・ハイパーループは今月8日、米ネバダ州ラスベガスで超高速真空列車の有人試験走行に成功した。2人を乗せた列車は6.25秒で最高時速172キロメートルに到達し、長さ500メートルの真空通路を15秒で走破した。今回の試験走行は400回余りの無人試験走行の末に行われたものだ。バージン・ハイパーループは究極的には時速1000キロメートル以上が出る28人乗り列車を製作することが目標。同社は2025年までに安全認証を終え、30年にも商用化する計画だ。

 「夢の列車」と呼ばれるハイパーループ技術の開発が国内外で盛んに進められている。ハイパーループは飛行機よりも高速で、エネルギー消費量が少なく、二酸化炭素が発生しない次世代交通手段として注目されている。科学者は安全性を維持しながら速度を高めるための研究を行っている。技術が商用化されれば、ソウルから釜山までたった20分で移動できるようになると期待される。

■高速列車の4倍の速度

 ハイパーループは真空で超高速で走る磁気浮上列車を指す。電気自動車メーカーのテスラを創業したイーロン・マスク氏が2013年に提案した概念だ。列車の通路は空気抵抗を減らすためにポンプで空気を抜き、真空状態を維持する。真空通路には地面と側面に電磁石が設置されている。磁石は同じ極同士で反発し合う。床の磁石が車体下部の磁石を押し、列車を浮かせる。

 側面の電磁石はN極とS極が絶えず入れ替わり、列車を前へと押す。電磁石によって列車は時速1000キロメートル以上の音速(時速1220キロメートル)近くで走行可能だ。KTXのような高速列車は時速300キロメートル、国際線旅客機の時速は800-1000キロメートルだ。

 現在各国でハイパーループ技術が開発されている。代表的な企業は米ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジー(HTT)、カナダのトランスポッド、オランダのハルト、韓国の韓国鉄道技術研究院などだ。

ハイパーループを商用化するには解決すべき技術的課題がいくつかある。まず真空状態を維持することだ。ITメディアのザ・バージは「数百マイルにもなる通路(チューブ)を真空状態に維持する能力は大きな試練の一つだ」と指摘した。

 安全性と速度も問題だ。韓国鉄道技術研究院のイ・グァンソプ新交通革新研究所長は「電磁石をしっかり制御し、高速を出すことが技術の核心であり、最も困難な部分だ」と述べた。

 現在真空状態ではないが、磁気浮上式列車の高速記録は日本のリニアモーターカーが持っている。2015年に富士山麓での試験走行で記録した時速603キロメートルだ。

■鉄道技術研究院、縮小モデルで時速1000キロ達成

 国内では韓国鉄道技術研究院が超高速列車を開発している。同院は実際の17分の1に縮小した空気力学試験装置「ハイパーチューブ」を開発した。そこで真空に近い0.001気圧で時速1019キロメートルを達成した。これまでチューブによる空気力学試験装置では日本と中国の時速600キロメートル、1気圧が最高記録だった。研究陣は「試験装置の加速管部分で走行摩擦などの問題を解決し、時速1000キロメートルを突破した」と説明した。

 同院はこの技術に基づき、実際の大きさのハイパーチューブと車両などを開発する計画だ。今後10年以内に30人乗りの超高速列車を商用化するのが目標だ。イ・グァンソプ所長は「建設費や運営費は高速鉄道の半分程度と予想される。天候による影響も受けず、高速で安全な未来の交通手段になるだろう」と述べた。

ユ・ジハン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 記事入力 : 2020/11/19 11:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2020/11/19/2020111980055.html

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▲飛行機よりも速い夢の列車「ハイパーループ」

引用元: ・【夢見るハイパーループ】ソウル~釜山20分…飛行機よりも速い「夢の列車」は10年後に走れるか[11/19] [右大臣・大ちゃん之弼★]

【毎度お馴染み10年後。 【夢見るハイパーループ】ソウル~釜山20分…飛行機よりも速い「夢の列車」は10年後に走れるか[11/19] [右大臣・大ちゃん之弼★]】の続きを読む