1: まぜるな!キケン!! 2022/07/28(木) 17:30:33.01 ID:CAP_USER
欧州発の景気低迷?KOSPI2000崩壊?…今冬の寒波次第

IMF「エネルギー危機報告書」によると
ロシア産ガス、代替するならその量は? 
今年800億立米を確保できると見通したが 
昨年のロシア産輸入量の52%にすぎず 
他国とつながるパイプラインがないドイツ 
年内に輸送インフラの設置・稼動が必要 
 
極限の寒波、需要上昇につながるなら 
冬の前にガスの最大備蓄が必要だが 
国ごとに貯蔵施設の規模は異なる 
厳しい寒さの場合は需要が300億立米増加 
 
「韓国のGDP、最も大きな影響」 
欧州、ガスの輸入増やし価格上昇すれば 
日本やパキスタンなどの打撃は避けられず 
ガス支出の割合によって被害も異なる

 「KOSPI(韓国総合株価指数)2000ポイント台が崩れるかどうかは、今冬の寒波にかかっている」

 最近、証券街では冗談半分でこう言われている。ウクライナ戦争後、天然ガスの供給に困難をきたしている欧州を念頭に置いたものだ。欧州で冬の寒波が激しいほど暖房の需要はさらに増え、すでに大幅に値上がりしたガス価格は天井知らずに高騰する可能性が高い。最悪の場合、ガス供給がまともに行われず、工場が稼働停止になる可能性もある。欧州発の景気低迷への懸念が続く理由だ。

 問題はいろいろな不確実性が散在していることにある。冬の気温だけでなく、ロシアの動きや欧州のエネルギー多角化など、変数だらけだ。もしロシアがパイプラインを完全に閉鎖した場合、欧州はどれだけ持ちこたえられるだろうか。その過程で物価はどれだけ上がり、景気はどれだけ悪化するだろうか。国際通貨基金(IMF)が今月出した3本の研究報告書を通じて、場合の数を考えてみた。

■ 欧州、ロシア産ガスをどれくらい代替できるか

 欧州はロシア産天然ガスにかなり依存している。24日に確認したIMFの報告書「欧州の天然ガスー供給支障による潜在的影響」によると、欧州連合(EU)が昨年消費したガスの約40%である1550億立米がロシア産だ。ロシアのガス供給が減ったことに対する懸念が高いのもこのためだ。

 最近、パイプラインを通じて欧州に輸入されるロシア産天然ガスの量は、1年前に比べて60%も減少した。断続的な供給中断は考慮されていない計算だ。今月、ロシア国営企業「ガスプロム」は、維持と補修を理由に10日間ノルドストリーム1を通じたガス供給を止めた。今後、また供給を中断したり、輸出量をさらに減らす可能性も排除できない。

 ロシア産ガスをどれだけ代替できるかがカギとなるわけだ。IMFの報告書によると、今年欧州は800億立米を他からの供給に代替できるとの見通しだ。昨年のロシア産輸入量の52%にすぎない量だ。今年3月、欧州連合執行委員会(EC)もほぼ同じ水準の57%を代替することを提案した。

 最大の問題はガス輸送のインフラにある。天然ガスを輸送する方式は大きく二つに分けられる。気体のままパイプラインを通じて送る方式と、液化天然ガス(LNG)を船舶で輸送した後、現地で再び気化する方式だ。前者の方式は生産基地と直接つながったパイプラインを、後者は停泊施設と気化設備などがあるLNGターミナルを必要とする。適切なインフラがなければ、ガスを輸入・輸出したくてもできないということだ。

 欧州経済を率いるドイツは、このようなインフラが不足している国の一つだ。IMFの報告書「ロシア産ガスの供給中断がドイツ経済に及ぼす影響」では、「ドイツはロシア以外に他のガス田に繋がるパイプラインがないだけでなく、LNG気化施設もない」として、「ロシア産ガスを代替するのは難しい状況」だと指摘されている。

 カギとなるのは、今後どれだけ早くインフラを確保するかだ。ドイツは海上浮遊式のLNGターミナルの建設に着手した。ノルウェーのガス田からポーランドにつながるパイプラインも建設されている。IMFの報告書は、このようなインフラが年内に一部稼動することを前提に展望値を算出したものだ。それができない場合、代替可能な供給量はさらに少なくなる。これらの計画が発表される前の3月、国際エネルギー機関(IEA)は今年ロシア産ガスの35%のみ代替できると推算した。

イ・ジェヨン記者

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e931ec048ed32f41e14479116a3459dc1eea326
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引用元: ・【エネルギー問題】 欧州発の景気低迷?KOSPI2000崩壊?…今冬の寒波次第[07/28] [LingLing★]

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