フルサロン事業主と通話した蔚山（ウルサン）警察官9人懲戒
業者出入りした8人は時効満了で懲戒回避…反発続くようだ


売春を斡旋する遊興酒屋である俗称『フルサロン』に出入りしたり事業主と通話した警察官を対象に懲戒を検討した蔚山（ウルサン）地方警察庁が全体17人の中で9人を懲戒処分した。

蔚山（ウルサン）警察庁は事業主といつも電話した警察官9人を懲戒委員会に回付、去る15日委員会を開いた。

その結果、事業主との通話で懲戒前歴があるのに再び10～20回通話したC警査を減給2ヶ月の処分にした。

事業主と数回から数十回かけて通話したK警監など5人にけん責を、5回以下で通話したL警衛など3人に不問警告処分をそれぞれ下した。

懲戒委に渡されなかった8人の中には該当業者に出入りして酒を飲んだが2年の懲戒時効が満了したY警監など5人が公式懲戒に分類されない職権警告処分を受けた。

事業主と通話したが懲戒時効が過ぎたり、事業主にイベント招待目的で団体文字メッセージを送ったC総警など3人は懲戒対象でないという判断により何の措置を受けなかった。

蔚山（ウルサン）庁は今年1月、南区歓楽街で摘発されたフルサロン営業所部で地域警察官と同じ名前が発見されるとすぐに接待事実があるのか糾明するとして捜査に着手した。

捜査の結果、業者に出入りしたり帳簿に名前が書かれた8人、事業主と通話した9人がそれぞれ確認された。

蔚山（ウルサン）庁はこれらを相手に警察官の高級風俗店出入りを制限する『風俗店立入禁止指示』と風俗店事業主と通話・面談・金銭取り引きなどを制限する『警察対象業者接触禁止制度』などを適用して懲戒対象者を分類した。

蔚山（ウルサン）庁はしかし業者に出入りした警察官の出入り時期が2009～2011年と確認されて懲戒時効が終わったとし8人全て懲戒委に回付しなかった。

反面これらのために始まった捜査で最近1年間、事業主と通話した事実が確認された9人は全て懲戒処分を受けることになった。

結果的に業者で酒を飲むなど行為で今回の捜査の原因を提供した警察官は全部懲戒を避けて、捜査過程で通話記録があらわれた警察官だけ罰を受けることになるわけだ。

懲戒が確定した警察官は「組織暴力団捜査と情報部員管理次元で組織暴力出身である事業主と通話をした」と反発していて今後請願提起など雑音が続くものと見られる。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201407/dh20140716142348137790.htm

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