車ドライブレコーダーが犯人捉える
ドライブレコーダーで法違反摘発件数急増
警察行政力漏水防止効果も




▲車両用ドライブレコーダーの大衆化で法律違反行為取り締まり力が強化された。 写真=イ・ヘヨン記者

車両用ドライブレコーダーが『第2の警察』の役割を正確にしている。ドライブレコーダー映像を証拠に各種法律違反行為を警察に申告する運転者が大きく増えているのだ。

ソウル警察庁は車両のドライブレコーダーに採集された映像画面によってタバコの吸殻投棄や信号違反をした運転者が摘発された件数が2011年の490件余りから昨年2,100件余りに大きく膨らんだと20日明らかにした。これは申告時の過怠金の50%ほどを報奨金で受けることになる規定によりドライブレコーダー装着車両運転者が前車両の違法形態を注目しているのに従ったのだ。

警察関係者は「ドライブレコーダーに撮影された映像を持って申告する運転者が大きく増え、取り締まり率が非常に高まった」としながら「ドライブレコーダー装着車両運転者は報奨金を受けて、捜査当局はそれだけ行政力を惜しむことができて一石二鳥効果をみていること」と話した。

この関係者はまた「車両ドライブレコーダー監視効果を通じて住宅街路地などの地で頻繁に発生するゴミ無断投棄も減った」と耳打ちした。実際住宅密集地域で時々発生する隣間ゴミ紛争申告件数も最近になって急減する傾向だ。

ここにはドライブレコーダー画質が日々向上する点も大きい影響を及ぼしている。少々遠い距離でも吸殻投棄や信号違反などの違法行為をつかみ出すことができるところにナンバープレートも鮮明に撮られてそれにともなう取り締まり執行が非常に容易になっているからだ。

交通安全課関係者は「以前には写真や映像が明確でなくて事実確認要請書を送って過怠金を請求する形で進行された」としながら「しかし今はドライブレコーダーの性能が良くなってそのような手続きを最大限簡素化してもかまわないほどになった」と話した。以前には申告で事実確認後執行まで半月余りの期間がかかったが今は過怠金賦課まで7日以内に処理が完了するというのだ。

このために深夜時間も人影が少ないところで発生した交通事故の目撃者を探すためにたびたび掲げた垂れ幕も明らかに減った。また監視カメラを通じて通り去った車両だけ確認すればこの車両に撮影されたドライブレコーダー映像を通じて事故状況をすぐ調べてみることができるからだ。

同時に政府機関施設管理課の交通関連監視カメラの設置頻度も低くなる傾向だ。警察関係者は「現在の交通関連カメラはドライブレコーダーの大衆化で交通事故の現場確認証拠活用実績率が低い」として「結局このカメラを都心交通状況や不法ゴミ投棄摘発のためのカメラにリサイクルする方案を検討している」と説明した。

韓国日報（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201406/dh20140620131240137780.htm