蔚山（ウルサン）石油化学公団配管から水素ガス漏出


27日午前2時32分頃、蔚山市南区上開洞（サンゲドン）石油化学公団の河川近隣の地上に突出したガス配管でガスが漏れ出る事故が発生した。

消防当局は韓国ガス安全工事から申告を受けて現場に出動して確認した結果、事故配管はS化学所有で、近隣のLケミカルに水素を供給する施設だったと明らかにした。

この事故による人命被害はなかったと消防当局は説明した。

漏れ出たのは100%水素ガス20立方mほどであり人体には害がないものと消防当局は推定している。

消防当局はS化学のガスバルブを遮断して配管から水素ガスが漏出されることを防いで、窒素ガスを注入して配管に残っている水素ガスを押し出して空気中に排出させている。

この措置が完了すれば配管や施設交替などの作業がなされる展望だ。

消防当局は配管ガスケットが老朽化などで損傷してガスが漏れ出たと推定し、会社を相手に正確な事故経緯を調査している。

ガスケットは水やガスの漏出を防止するために配管連結部位に使う材料だ。

デイリー韓国（韓国語）
http://daily.hankooki.com/lpage/society/201410/dh20141027090430137790.htm